読み物
家の中でシルバーカーを使う前に確認したいポイント ① 通路の広さは十分ですか? シルバーカーは、ある程度の幅や旋回スペースが必要です。特に廊下やドアの幅が狭いご自宅では、スムーズに動かせないこともあります。幅55〜60cm以上の通路があると安心です。 ▶ チェックポイント トイレや洗面所の出入り口にぶつからないか 方向転換できるスペースがあるか(特に居室) ② カーペットや段差は...
もっと見るシルバーカーのハンドル高さとその目安 ● 身長 ÷ 2 + 5 〜15cm が目安 シルバーカーのハンドルは、使用者の身長に対して 「身長 ÷ 2 + 5〜15cm」を基準に調整すると良いとされています。 この高さにすると、肘が約45度に曲がる状態になり、最も力が入れやすく、無理のない姿勢で操作できます。 ● 目安は「おへその高さ」 ハンドルは、おへそのあたりにくる高さが一般的な目安...
もっと見るシルバーカーを使うと「腰が曲がってしまうのでは?」と 不安に感じる方は少なくありません。 特に姿勢を良く保ちたいと思うあまり、「ハンドルを高くすれば背筋も伸びるのでは」と考えてしまう方もいるようです。 しかし、ハンドルを高くすることで姿勢が良くなるというわけではありません。 逆に、高すぎるハンドルは体に負担をかけてしまうため注意が必要です。 ■ ハンドルは高すぎても低すぎてもN...
もっと見るシルバーカーは座面付きの方が便利な場面が多いと言えます。 特に将来的な体力の変化を見据えておくと、その利便性はさらに大きくなります。 ■ 座面付きシルバーカーのメリット ● ちょっとした休憩に座れる安心感 加齢とともに足腰の筋力は徐々に低下します。買い物や散歩の途中で「少しだけでも座って休みたい」と感じることが増えてくるかもしれません。座面付きシルバーカーなら、すぐにその場で...
もっと見るシルバーカーのハンドルについて ■ U字ハンドルの特徴 ◎ 安定性が高く、バランスが取りやすい U字型のハンドルは、身体を囲うようにして左右の手でしっかり握ることができるため、体重を均等にかけやすく、歩行時のバランスを保ちやすい設計です。特に、歩行に不安がある方や、姿勢が不安定な方にはU字型が安心です。 ◎ ブレーキは両手操作が必要 U字型ハンドルは、基本的に両手でブレーキを握るタ...
もっと見る日々の買い物やお出かけに欠かせないショッピングカート。 「エレベーターがない場所や、駅の階段などを通るとき、カートはそのまま階段を登れるの?」と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。 結論から言うと、ショッピングカートは階段を登れるような設計にはなっていません。 ◆ キャスターは階段対応ではありません 一般的なショッピングカートのキャスターは、平らな場所での使用を前提に作...
もっと見るお買い物や通院、散歩など、外出時に大活躍するショッピングカート。その便利さから、「このままバスや電車に持ち込んでも大丈夫?」と感じたことはありませんか?結論から言えば、ご自身で持ち上げられるようであれば、ショッピングカートは乗り物への持ち込みが可能です。◆ 基本的には“持ち込みOK”ショッピングカートは車椅子やベビーカーとは異なり、歩行補助具ではなく手荷物扱いとなるため、特に規制はあり...
もっと見るシルバーカーと歩行車、どう違うの? ~ 目的に応じた選び方のポイント~ 年齢を重ねてくると、「そろそろ歩行補助具が必要かも…」と感じることがあるかもしれません。 そんなときに選択肢に挙がるのが「シルバーカー」と「歩行車」です。 しかし、これらは似ているようで、目的や使い方に大きな違いがあります。 ■ 歩行車とは? 歩行車は、身体をしっかり支えて安定を保ち、歩行そのものを補助すること...
もっと見る大切なのは年齢ではなく、「快適さ」 ■ 使い始めるきっかけは年齢より「生活の変化」 たとえば、以下のような状況が出てきたタイミングで、シルバーカーの使用を検討される方が増えています: ①歩行中にバランスが取りづらくなってきた ②ステッキや横押しカートでは不安定に感じるようになった ③買い物時の荷物の持ち運びが負担に感じる ④外出先で途中で座って休憩したくなることが増えた ⑤スーパーの買い物...
もっと見るシルバーカーを使ってエスカレーターに乗るのは非常に危険です ■ エスカレーターの利用は避けましょう シルバーカーは安定した地面を走行する前提で設計されています。そのため、エスカレーターのような傾斜があり、段差のある動く床では非常に不安定になります。 車体を傾けなければならず、重心がズレてバランスを崩す可能性があります 本体が動いてしまい、転倒や巻き込み事故の危険があります 特に座面...
もっと見る