使う人がいなくても、ステッキは選べる? 代理購入者が知っておくべき情報
ステッキを代理で購入される方へ
ー安心・安全な選び方のポイントー
ご家族やご友人、ご利用者のためにステッキ(ステッキ)を代理で購入される方も多くいらっしゃいます。ステッキは単なる「道具」ではなく、その方の歩行や日常生活の安心・自立を支えるパートナーです。
そのため、代理購入の際には、いくつか事前に確認しておくとスムーズで安心です。以下のチェックポイントを参考にしてみてください。
1. ご使用になる方の「身長」情報を把握しましょう
ステッキの適正な長さは、使用する方の身長や腕の長さ、姿勢によって決まります。
おおよその身長がわかれば、スタッフがそれに応じた適正な高さをご提案できますので、代理の方のみのご来店でも大丈夫です。より正確な調整を希望される場合は、肘の曲げ角度(15~20度程度が理想)や普段の姿勢(猫背気味かどうかなど)も参考になります。
2. 使用シーンをイメージして選ぶことが大切です
ステッキは形や素材によって向いている場面が異なります。事前に、どんな場所で・どんなときに使う予定なのかをご本人に確認しておくと、最適なタイプを選びやすくなります。
外出先でたたんでバッグに収納したい → コンパクトな折りたたみタイプ
高さ調整だけでOK、持ち歩きは少ない → 軽量な伸縮式タイプ
旅行先・階段・坂道などにも使いたい → 滑り止めや安定性のあるモデル
ご本人の手の握力や関節の状態に合わせて → 持ち手の素材や形もチェックポイントです(木製/ソフトグリップなど)
3. お好みや感覚の「相性」も意外と重要です
ステッキは毎日手に取るもの。色やデザイン、重さ、手に触れたときの感触など、「好き」と思えることが、長く快適に使う秘訣です。
そのため、以下のような点も事前にヒアリングしておくのがおすすめです。
✓ 色や柄の好みは?
✓ 重さは軽いほうがよいか、安定感重視か?
✓ 利き手はどちらか?
✓ 手首や握力に不安はないか?
もしご本人が「お任せでいいよ」とおっしゃっていても、少しの確認で、使う方の納得感や快適さは大きく変わります。
4. 「サイズ交換」や「調整」の有無もチェック
店舗や製品によっては、購入後のサイズ調整や交換対応が可能な場合もあります。購入時にそうしたサービスの有無を確認しておくと、万一合わなかったときにも安心です。
まとめ
ステッキ選びは、その方のこれからの「安心して歩く生活」を支える大切な準備のひとつです。代理での購入でも、身長・用途・好みなどの情報があれば、的確なご提案が可能です。
ぜひご来店前に、ご本人と一度しっかり話してみてください。使う方も贈る方も納得の一本を一緒に見つけましょう。